僕のショパン

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「僕のショパン」全2巻発売中♪
ツンデレ乙女男子ショパンはリアル萌えキャラだった!?
乙女男子ショパンと俺様リスト、パリの2大アイドルでライバルで親友だった2人のすれ違いの友情を、史実を元に描いた19世紀音楽家漫画です。
驚きの史実・萌えエピソード・面白ネタを織り交ぜながら、ショパンとリストにスポットを当てた新しい目線で2人の関係に迫り、時代を築き未来を繋いだ音楽家達のリアルな生き様を描いています。
ショパンとリスト2人について描いた本としては初めてのものだと思います。

2巻の裏表紙にある「リストはどこにでも爪跡を残すんだから!」はショパンの実際のセリフ。
リストがショパンの死後すぐポーランドに行って書いたショパンの最初期の伝記「ショパン」と、ショパンの心に刻み込まれていったリストの爪跡…これを軸に2人の関係を紐解いていく形で話が展開していきます。
おまけページには描き下ろしのラフ漫画と、萌え語り&漫画で描いたエピソードを詳しく解説したコラムを沢山収録。
更に伝記本を読み比べて導き出した、史実に沿ったリスショパ友情の変遷をまとめて漫画にしました。

音楽家達の事を調べ始めて彼らの書簡を読んでいる時、創作の仕事をしてきた上での自分の色々な経験が蘇り、今まで遠い存在だった憧れの音楽家の感情が自分と重なり、共感の力に国や時代は関係無いと感じ、それを作品に込めたいと思いました。
そして彼らの、時代が変わっても輝き続けるであろう芸術観に感銘を受け、励まされました。
「僕のショパン」では彼らの遺した、誰もが持つ人間らしい感情、生きる力になる名言の数々をセリフとして沢山盛り込みました。
音楽家達と同じ創作の仕事をしてきた自分の経験を活かし、よく知られる歴史上のエピソードを描く際も音楽家達の感情を掘り下げて表現しようと心がけました。
すでに史実をご存知の方にも新たな感覚で読んで頂けると思います。
音楽家をあまりご存じない方には歴史ジャンルの新しい漫画として楽しんで頂ければ幸いです。

ショパン(1810)とリスト(1811)の生誕200年に、2年以上に渡り連載させて頂きました。
同時にドラマCDにもなり、ピアノ専門誌・音楽書籍・乙女ゲーム誌等、幅広いジャンルで特集・紹介して頂き、音楽や歴史を本業にされておられる方々からも評価して頂けました。
実は私にとって初のオリジナル連載であり、ショパンをはじめとする大好きな音楽家達を描かせて頂けてとても嬉しかったです。
ショパンの生き様やリストの友情を思うと心が張り裂けそうで、最後に向かうにつれ自分でも涙無しには描けませんでした。
読んで下さった方々に最後泣きましたというご感想を沢山頂き感激でした。
ショパンと同じ創作に携わる方々からも、作品に込めた創作の葛藤等を痛いくらいに感じて頂けて感激でした。
ショパンとリスト2人を描いた漫画という今までに無い念願だったこの作品を発表させて頂けて、感謝と創作の喜びで胸が一杯です。
一緒にお仕事させて頂いた皆様、読んで下さった皆様、本当に有り難うございます。

「僕のショパン紹介」のページでは各話掲載時にサイトで書いたものを移転しながら載せています。
漫画内のセリフの1つ1つや単語のチョイスにも史実の元ネタがあったりもするので、それについても出来るだけ詳しく解説したいのですが、かなりの時間が必要なので少しずつ出来ればと思います。
[2012/03/10 00:00] | 僕のショパン紹介 | page top
僕のショパン第30話「ショパンとリストが繋いだ未来」

僕のショパンがついに最終回を迎えてしまいました。
描くのが辛いシーンも沢山ありました。
泣きましたというご感想をいくつも頂けてとても嬉しかったです。
私も泣きながら描いていました。
もっと早くからショパンやリストを知っていたかったとも思いましたが、何年か仕事をしてから出会って良かったとも思っています。
同じ勝負の世界に生きる仕事での経験や感じてきた事が音楽家達の書簡や著作にそのまま書かれていて、こんなに共感したり憧れたりした事は今まで無かったです。
今まで自分の身に起こった事はここに向けて繋がる為にあったのかもしれないと感じました。
歴史には色んな解釈があり、本によって記述も違い、どれが真実なのか判断するのは難しいです。
私は同じ創作者としての経験と感情を生かしながら、出来るだけ偏見を取り除く事を心掛けてそれぞれの人間模様を描きました。
自分の表現力で伝えたいものをどこまで表現出来ているか気掛かりですが、それを作品として描く機会を頂けて、沢山の方に読んで頂けた事は、作家としてとても幸せでした。
ドラマCDや雑誌等で特集して頂けた事は、自分の作品を展開して頂けた喜びだけで無く、漫画・歴史・音楽等の融合した新しい試みとしてやりがいがありました。
一緒にお仕事させて頂いた皆様、読んで下さった皆様、本当に有り難うございます。

作中でショパンが好きなタイプについて語っていますが、手紙のままです。
ショパンの好きなタイプはズバリ、地黒でふくよかな生命力の強そうな人。
サンドやマリアはふっくらしているし、友達だとティトゥスはマッチョで頼れる、ぽっちゃり体型のヒラーの事は「食べたら美味しそう」と楽しげに書いてます。
逆に、金髪碧眼色白細身の典型的な美女(まるで自分を女体化したみたいな人)には、興味が無かったそう。
自分みたいな人には恋愛感情が湧かない、とショパンは書き残しています。

2巻は3/10発売予定です。
1巻が早く出る事になったので2巻は1.5倍の厚さですが、内容的には区切りがいいかも。
2~10コマネタ漫画や萌え語り、本を見比べて導き出した史実に忠実なリスショパ友情の変遷の解説等、おまけページもびっしりです。
カバー下は変わった試みをしてみました。発売日あたりにネタバレしようかなと思います。
アニメイトさんでまた描き下ろしメッセージイラストを付けて頂ける事になりました。
生まれたてのお花の妖精・ショパンです♪
ショパンはこんなポーズしないかもと思いつつも、同時代人達の妄想の中のショパンはこんな感じ?…というイラストです。

ショパンの本棚様に毎月ご感想を頂けてとても励みになりました。有り難うございます。
最終回、報われた思いです。
ショパンについて調べようとどの本を読めば良いか迷っていた時とても参考になったので、これから伝記本を読まれる方もぜひ。
[2012/02/01 00:00] | 僕のショパン紹介 | page top
僕のショパン第29話「冬の後にはきっと春が来る」

メンデルスゾーンと言えば一般的には、裕福な家に生まれて明るい曲を書いて幸せな一生を送った人、というイメージだと思いますが、そうでは無い部分を多めに描きました。
実際のメンデルスゾーンのセリフは「冬の後に春なんて来ないのに」ですが(漫画の中で使ってます)、タイトルはメンデルスゾーンの曲が後世に受け継がれる意味を込めて「〜春が来る」にしました。
周りの人が豹変したり、人の心が簡単に離れたり、馬鹿にされていたり…メンデルスゾーンほどの人でもそんな悩みに苛まれていたのだなと共感でした。
冒頭の、曲にタイトルをつけない理由の話は、「三代のユダヤ人」という本の注釈にちょこっと書かれていたものですが、成る程!と目から鱗が落ちました。
ベルリオーズが音楽シーズンやオケについて語る所は、「音楽のグロテスク」や「管弦楽法」からです。(バッタの例えは別の人のものです。)
貴族はコレラを恐れて田舎に行ったのに、犬の数程いる音楽家は死なない。という例えも別の人が言ってた様な。
今と昔のクラシック音楽・音楽家の違いにびっくりです。
現代の漫画の様に大量に生まれては消えていく時代、それだけ活気も凄そうです。
オケの経験が無い私は管弦楽法には期待してなかったのですが、有り得ない当時のオケや指揮者の話がベルリオーズの怒りと落胆の口調で面白おかしく書かれてて凄く楽しめました。
次はいよいよ最終話です…3話分のボリュームをまとめた内容になってます。
死を描くのは辛かった…が希望の無い内容にはしなかったつもりです。
初めてだらけの連載でした…好きなショパンやリストを仕事で描かせて頂けるなんて幸せでした。
本当に好きで思い入れの強い作品を描くのはもの凄いエネルギーがいる…全う出来たのはずっと作品を好きでいて下さった素晴らしい担当さんと毎月読んで下さる読者さんのお陰です。
最後までご覧頂ければ幸いです。
[2012/01/01 00:00] | 僕のショパン紹介 | page top
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