B+W+F…
・ベルリオーズ
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漫画で音楽家は4人をメインに描いたけど次点だったのがベルリオーズでした。
赤毛の変人・エキセントリックと思われてて、阿片を服用していたというイメージでこれを描きました。
因みにショパンも晩年病気が酷い時は阿片を砂糖に混ぜて飲んでいたらしい。退廃的な19世紀。退廃美結構好きです。
ベルリオーズの性格の濃さと知名度は文句無しだったのですが、4人より年が離れているから次点となりました。
(ベルリオーズは1803生まれで、メンデルスゾーンが1809、ショパンとシューマンが1810、リストが1811。)
ベルリオーズは指揮者でメンデルスゾーンと反対のタイプだったらしいから対比させるの面白いだろうなと思いました。
オケの舞台に大砲を置いて、曲に合わせて大砲と花火をぶっ放すんです。
指揮するベルリオーズの横に大砲があって人々がひっくり返ってる絵があるのですが、誇張した風刺画だと思ってたけど実話だったとは!
ショパンに「親愛なる可愛いショパン…」と始まる手紙を出してるのですが、ベルリオーズが見てもショパンは可愛かったんですね!(笑)

・ワーグナー
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「僕のお願い聞いてくれる?」
小柄でリストを金ヅルにしてたワーグナー…腹黒ショタにしか見えなかった(笑)。
ショパンの可愛さが天然ならワーグナーは計算!?
リストにお金をせびる時は↑の状態…だが、所変わると尊大な俺様に豹変して問題を巻き起こす。
「皆はそんな君を人間じゃないとか言うけど、それは君が不器用なだけなんだ。
 君の中に燃え上がる音楽への情熱を、上手くコントロール出来ないだけなんだ。」
リストは自分も、尊大だ・横柄だと言われ、目立ちすぎるあまり誤解と中傷の標的にされた経験から、ワーグナーを庇わずにはいられなかったんだと思う。
リストはショパンの理解者になりたかったけれど完全に打ち解け合えないまま死に別れてしまったので、こんな過ちは二度と犯すまいとワーグナーの才能に奉仕する決意をしたのかも!?
てか同時代のほかの音楽家の伝記にちょこちょこ出てくるワーグナーの様子が、「逃亡中」ばかりでウケます(笑)。

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リストと過ごすのが嬉しくてリストの腕の中に思わず身を委ねるワーグナー。
ワーグナー宅なので横に妻もいるのに40男2人でこんな状態だったらしい。

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マジか…!?リストは悲惨な結婚生活を嘆くワーグナーを慰めてあげたかったらしいです。
モノローグはほぼ本の文まんまです。リスト、愛をふりまき過ぎ!
白黒2つは「愛の人フランツ・リスト」より。
「パリのヴィルトゥオーゾたち」がショパンとリストの萌え本なら、この本はリストとワーグナーの萌え本です(笑)。
ワーグナーがリストに書いた「自分達は愛し合ってる」という手紙に、「これについて変な詮索はやめよう、彼らは清らかな精神の持ち主だとしよう」等とツッコむ著者(笑)。
ツッコんでいるのに著者は、ワーグナーがリストの娘コジマとお互い不倫の末結婚する事になった時は、「コジマは顔も生き方も父リストにそっくりだからワーグナーは女リストをモノにしたかったのだ」と書いているのです。ワーグナーを上げたり落としたり。
リストは、才能がありながらも自力で羽ばたけない音楽家を見ると放っとけないタイプだったみたいですね。
ショパン・シューマン・ベルリオーズ・ワーグナー等の曲を演奏してあげたりして広めたり、若い音楽家の面倒を見たりしてます。
しかし愛を注いだ相手皆から超冷たい仕打ちを返されてしまう運命…可哀想なリスト!
美し過ぎて才能もあり過ぎるリストは嫉妬されたり誤解されたり大変です。
リストがワーグナーを可愛がりすぎるのが気に食わなくて(?)シューマンとベルリオーズがいじけたりも。
2人共年上なのに…。
この本では著者はシューマンを「恩知らずのシューマン」と書いてました(笑)。
そんなワーグナーもコジマに手を出しリストを裏切る…。
…素敵な本のおかげでワーグナーを可愛いと思う事が出来ました(笑)。

・ファニー
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メンデルスゾーンの姉ファニーをまだ描いてなかったなと思って、何故かちょっと違う絵柄で描いてみました。
4才違いのこの2人は仲良し姉弟ってだけでなく一卵性双生児の様な魂を持っていたので、双子みたいな絵にしてみたいな。
ファニーが時には弟以上の音楽の才能を示したのに表舞台で活躍出来なかったのは(弟フェリックスの曲集に弟の作品としてファニーの曲を混ぜて出版してた)、女性だったのと、父とフェリックスに反対されてたのもあるらしい。
その理由は色々推測されてるけど、私はフェリックスの言葉を一押ししようと思います。
「姉さんには醜い商業的な世界に巻き込まれて欲しくない」
「僕のショパン」ではユダヤ問題と絡めながらフェリックスとファニーについて描きました。

・マリー・モーク
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マリー・モークはベルリオーズの女装殺人未遂事件の元婚約者で、リストが鍵を預かってたショパンの部屋でリストと「爪跡」を残しちゃった人!
ほかにも有名な音楽家と沢山恋愛している…凄いピアニスト。
でも肖像の印象はそんな色っぽい感じではない気がしました。
お色気系だったらショパンにノクターンOp.9も献呈されなかっただろうし。
パッと見は清楚っぽくて、実は凄く色っぽいという方がそそられるのかもです。
…という事で恋愛遍歴は激しくてもお色気系にはしませんでした。
リストみたいに特徴があれば良いけど、この時代の女の人の髪型って皆似てて困るんですが、私は若い人ほど前髪を作って描いてます。
あと横がカールだったのでそれを誇張して縦ロールにしてみました。
マリー・モークはリストと同い年でショパンの1つ下みたいです。
[2009/03/03 00:00] | 音楽家CGイラスト | page top
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