僕のショパン

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「僕のショパン」全2巻発売中♪
ツンデレ乙女男子ショパンはリアル萌えキャラだった!?
乙女男子ショパンと俺様リスト、パリの2大アイドルでライバルで親友だった2人のすれ違いの友情を、史実を元に描いた19世紀音楽家漫画です。
驚きの史実・萌えエピソード・面白ネタを織り交ぜながら、ショパンとリストにスポットを当てた新しい目線で2人の関係に迫り、時代を築き未来を繋いだ音楽家達のリアルな生き様を描いています。
ショパンとリスト2人について描いた本としては初めてのものだと思います。

2巻の裏表紙にある「リストはどこにでも爪跡を残すんだから!」はショパンの実際のセリフ。
リストがショパンの死後すぐポーランドに行って書いたショパンの最初期の伝記「ショパン」と、ショパンの心に刻み込まれていったリストの爪跡…これを軸に2人の関係を紐解いていく形で話が展開していきます。
おまけページには描き下ろしのラフ漫画と、萌え語り&漫画で描いたエピソードを詳しく解説したコラムを沢山収録。
更に伝記本を読み比べて導き出した、史実に沿ったリスショパ友情の変遷をまとめて漫画にしました。

音楽家達の事を調べ始めて彼らの書簡を読んでいる時、創作の仕事をしてきた上での自分の色々な経験が蘇り、今まで遠い存在だった憧れの音楽家の感情が自分と重なり、共感の力に国や時代は関係無いと感じ、それを作品に込めたいと思いました。
そして彼らの、時代が変わっても輝き続けるであろう芸術観に感銘を受け、励まされました。
「僕のショパン」では彼らの遺した、誰もが持つ人間らしい感情、生きる力になる名言の数々をセリフとして沢山盛り込みました。
音楽家達と同じ創作の仕事をしてきた自分の経験を活かし、よく知られる歴史上のエピソードを描く際も音楽家達の感情を掘り下げて表現しようと心がけました。
すでに史実をご存知の方にも新たな感覚で読んで頂けると思います。
音楽家をあまりご存じない方には歴史ジャンルの新しい漫画として楽しんで頂ければ幸いです。

ショパン(1810)とリスト(1811)の生誕200年に、2年以上に渡り連載させて頂きました。
同時にドラマCDにもなり、ピアノ専門誌・音楽書籍・乙女ゲーム誌等、幅広いジャンルで特集・紹介して頂き、音楽や歴史を本業にされておられる方々からも評価して頂けました。
実は私にとって初のオリジナル連載であり、ショパンをはじめとする大好きな音楽家達を描かせて頂けてとても嬉しかったです。
ショパンの生き様やリストの友情を思うと心が張り裂けそうで、最後に向かうにつれ自分でも涙無しには描けませんでした。
読んで下さった方々に最後泣きましたというご感想を沢山頂き感激でした。
ショパンと同じ創作に携わる方々からも、作品に込めた創作の葛藤等を痛いくらいに感じて頂けて感激でした。
ショパンとリスト2人を描いた漫画という今までに無い念願だったこの作品を発表させて頂けて、感謝と創作の喜びで胸が一杯です。
一緒にお仕事させて頂いた皆様、読んで下さった皆様、本当に有り難うございます。

「僕のショパン紹介」のページでは各話掲載時にサイトで書いたものを移転しながら載せています。
漫画内のセリフの1つ1つや単語のチョイスにも史実の元ネタがあったりもするので、それについても出来るだけ詳しく解説したいのですが、かなりの時間が必要なので少しずつ出来ればと思います。
[2012/03/10 00:00] | 僕のショパン紹介 | page top
僕のショパン

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「僕のショパン」全2巻発売中♪
ツンデレ乙女男子ショパンはリアル萌えキャラだった!?
乙女男子ショパンと俺様リスト、パリの2大アイドルでライバルで親友だった2人のすれ違いの友情を、史実を元に描いた19世紀音楽家漫画です。
驚きの史実・萌えエピソード・面白ネタを織り交ぜながら、ショパンとリストにスポットを当てた新しい目線で2人の関係に迫り、時代を築き未来を繋いだ音楽家達のリアルな生き様を描いています。

2巻の裏表紙にある「リストはどこにでも爪跡を残すんだから!」はショパンの実際のセリフ。
リストがショパンの死後すぐポーランドに行って書いたショパンの最初期の伝記「ショパン」と、ショパンの心に刻み込まれていったリストの爪跡…これを軸に2人の関係を紐解いていく形で話が展開していきます。
おまけページには描き下ろしのラフ漫画と、萌え語り&漫画で描いたエピソードを詳しく解説したコラムを沢山収録。
更に伝記本を読み比べて導き出した、史実に沿ったリスショパ友情の変遷をまとめて漫画にしました。

音楽家達の事を調べ始めて彼らの書簡を読んでいる時、創作の仕事をしてきた上での自分の色々な経験が蘇り、今まで遠い存在だった憧れの音楽家の感情が自分と重なり、共感の力に国や時代は関係無いと感じ、それを作品に込めたいと思いました。
そして彼らの、時代が変わっても輝き続けるであろう芸術観に感銘を受け、励まされました。
「僕のショパン」では彼らの遺した、誰もが持つ人間らしい感情や素晴らしい言葉の数々をセリフとして沢山盛り込みました。
音楽家達と同じ創作の仕事をしてきた自分の経験を活かし、よく知られる歴史上のエピソードを描く際も音楽家達の感情を掘り下げて表現していますので、すでに史実をご存知の方にも新たな感覚で読んで頂けると思います。

ショパン(1810)とリスト(1811)の生誕200年に、2年以上に渡り連載させて頂きました。
ショパンをはじめとする大好きな音楽家達を描かせて頂けてとても嬉しかったです。
ショパンの生き様やリストの友情を思うと心が張り裂けそうで、最後に向かうにつれ自分でも涙無しには描けませんでした。
読んで下さった方々に最後泣きましたというご感想を沢山頂き感激でした。
ショパンと同じ創作に携わる方々からも、作品に込めた創作の葛藤等を痛いくらいに感じて頂けて感激でした。
ショパンとリスト2人を描いた漫画という今までに無い念願だったこの作品を発表させて頂けて、感謝と創作の喜びで胸が一杯です。
一緒にお仕事させて頂いた皆様、読んで下さった皆様、本当に有り難うございます。

各話の紹介は僕のショパン語りにて。
このブログへの移転前に各話掲載時にサイトで書いたものをちょこちょこ移転してます。
漫画内のセリフの1つ1つや単語のチョイスにも史実の元ネタがあったりもするので、それについても出来るだけ詳しく解説したいのですが、かなりの時間が必要なので少しずつ出来ればと思います。
[2012/03/10 00:00] | 既刊紹介・掲載告知 | page top
生まれたてのお花の妖精・ショパン♪
20120310.jpg
3/10に発売された「僕のショパン」2巻の、アニメイトさんで付けて頂いたメッセージペーパー用のイラストです。
リストが著書「ショパン」でショパンの事を「陽の光が差した時だけそっと葉を広げる植物」と例えた事から、リストの妄想の中のショパンをイラスト化。
お花のつぼみの中から見守る妖精ショパンの2コマ漫画↓。
20120310.gif
この絵を描いてから、お花のつぼみの中には妖精ショパンが隠れているかもしれないと、リストの妄想が私にもうつってしまいました(笑)。
[2012/03/10 00:00] | 僕のショパン | page top
参考文献
「僕のショパン」で主に参考にさせて頂いた本(+連載後に読んだ面白かった本)の抜粋です。
書店で手に入らなかった本は古書通販で探しました。

パリのヴィルトゥオーゾたち
ショパンとリストを訪ねて弟子入りを果たしたレンツによる回想録。
1人ずつ書かれる事が多い伝記本ですが、ショパンとリスト両方、そして2人の絶妙な友情が書かれているという点でこの2人に興味のある方にオススメの本です。
リストがショパンの事を何でも知っていて、ショパンがリストを意識しまくっているのをこの本で知り、ますます興味を持ちました。
リスト「可哀想なフレデリック!」
ショパン「リストはどこにでも爪跡を残すんだから!」
レンツ「ショパンはリストの妻」等、意味深な名言の数々。
リストの「可哀想なフレデリック!」というセリフで、私の中のショパン像が決まりました(笑)。
ショパンのお気に入りになりたくて必死な著者レンツも面白いです。
レンツがショパンとリストで夫婦妄想したり、同年代の30過ぎのショパンを何度も女性に例えてときめいたり動揺したりしているのが現代人には驚きで、レンツもしや腐男子!?
でもその様な描写はショパンの項だけ。
この本は一般人を腐男子化させる程ショパンが可愛かったという証拠にもなっています。
レンツはリストの容姿と心の広さにハートを奪われ、ショパンのありえない言動に心の叫びでツッコミまくりです。

ショパン その生涯と藝術
1949年発行のリスト著ショパンの入手困難貴重本。
リストがショパンの死後すぐポーランドに行って書いた最初期のショパンの伝記。
母校の図書館にあるのを発見して感激。ショパンに対するリストの愛が詰まってます。
創作者による創作者の解説本、しかも一流芸術家同士。とても珍しく貴重です。
ショパンは人物・曲共に当時のパリではかなりの不思議ちゃん(風変わりな芸術家)だったみたいです。
理解されなかったショパンを読者に伝えようと、ショパンを花や乙女に例えて語彙豊かな比喩表現でショパンについて語っています。
官能的な文章(多分天然)から滲み出るリストの色気が凄い。
文中のサンドのルクレチア・フロリアニの抜粋の美しい文章もショパン像に参考になりました。
リストはショパンの仕草や曲を絶賛しながらも、自分の自慢やおそらくショパンを怒らせた失敗談をちゃっかり書いているのも面白い。
ショパンの孤独を見抜いて気にかけたり、自分だけが気付いていると言わんばかりの表現にもリストのショパンへの想いが詰まっています。
リストがショパンの事を書いて本にしたというのが何より素敵。
漫画を描くきっかけになった大事な一冊。
旧漢字なのですが、現代語に書き直して解説付きで復刊されるのを強く願っています。

ショパンの手紙
天才ながら普通の人の様に悩んだショパン。
特に若者特有の人生の悩みや創作の道を目指す葛藤にはとても共感しました。
毒キノコ発言・濡れた毛布発言・ユリアンへのパシリ指令等、あまり引用されてないショパンのちょっと毒のある個性溢れる文章も読めます。
サンドがショパンの事を可愛い可愛いと書いていて、本当に可愛かったんだなと…(*´-`*)。
「可哀想な天使!」と表現したのも名言ですね(笑)。
サンドの長い手紙に書かれたショパン攻略法や、慎ましやかな恋愛観のショパンの過去を見抜く鋭い考察力にも驚きました。
ショパンの手紙には音楽や創作だけでなく生きるのに役立つ心の支えや目標になる素晴らしい言葉が沢山あります。
恩師や家族に恵まれていた事も手紙から伝わってきます。
愛されキャラショパンの魅力は、愛情で人が強くなれる事を教えてくれます。

ショパン全書間ポーランド時代
ポーランド語から直接訳された、ショパンの手紙の完全版とも言える新訳本。
注釈や周辺人物の紹介がとても詳しいです。連載中に知りたかった日本語版初の情報が満載。
これからショパンについて調べ始める方も、既にショパンの手紙を読んだ事のある方も必読の本です。
ショパンは友人宛の手紙で激しい口調になる事があるのですが、それはツンデレを考慮すると読み解く事が出来るかもしれません。
冒頭「君は僕が手紙を書くに値しない!(返事が来なくて寂しさMAX状態で怒っている)」→結び「本当は君が恋しくてたまらないんだ!」。
私は漫画でショパンを「ツンデレ乙女男子」というキャッチコピーにしましたが、これはまさしくツンデレが表れた手紙だと思います。
冒頭が激しくてもすぐにデレる所、ツン状態は大抵寂しさが原因という所が憎めなくて、ショパンが愛されキャラだったというのを感じ取れます。
「ショパンの手紙」にもツン状態からの不意打ちのデレで書かれた手紙がいくつもあり、読んでて愛おしさを鷲掴みにされます。
これが計算では無く天然で書いているというのが凄いです。
ツンデレ様式を意識しながら読むとショパンの手紙を新たな発見と共に楽しめると思います。

ショパン紀行 あの日ショパンが見た風景
伝記+紀行文で写真がとても多いのが魅力。写真や画像が多いと理解が深まりますね。
作画の資料としても役立ちました。

決定版 ショパンの生涯
ほかのショパンの伝記には載ってないエピソードも読める詳しい本。
ポーランド時代のショパンの情報が詳しく、学生時代のショパンが可愛いです。
医師で同居人のヤンやホフマンとの同居の経緯、体調管理をしてもらってたいたエピソードも興味深いです。
ポーランド語から日本語に直訳された貴重な本で、ショパンが書いたユーモア溢れる文章(造語とか!?)も訳すのが大変だったらしいです。

CDでわかる ショパン鍵盤のミステリー
フルカラーで写真・肖像画・イラスト・4コマ漫画も沢山、楽しくショパンの魅力が紹介されてます。
見開き単位の構成なので調べる時迷子になりません。
読み易いページ数なのに、情報も濃くて詳しく頼もしい本です。
初めてのショパン本にもオススメです。

ショパンとパリ
ショパンとリストが対等なライバルとして書かれているのが良かったです。
ショパンと関わりのある当時のパリの著名人の名言等もショパン・リスト像の参考になりました。

ジョルジュ・サンドからの手紙
サンドの手紙は「ショパンの手紙」にもいくつか収録されていますが、こちらはショパンとサンドが付き合う経緯からマヨルカ旅行あたりのサンドの手紙が沢山収録されていて、その時の2人の様子を詳しく知る事が出来ます。
ショパンが惹かれたサンドの逞しさや、小説家サンドへの酷い批判、それに負けない様子にも心打たれます。

マヨルカの冬
サンドの著作。ショパンとサンドの蜜月旅行であるマヨルカ島の様子がよく分かるので作画の参考にもなりました。
「芸術家」「病人」としてショパンが出てきます。

ジョルジュ・サンドの世界
サンドの小説の紹介もあり、サンド像にも役立ちました。
サンドの作家としての信念がかっこいい。
第一印象でサンドを苦手だと感じたショパンがサンドに惹かれていくヒントがこの本からも窺えます。

Franz Liszt写真集
ドイツで発行されてる元祖イケメンピアニスト・リスト様の写真集。威厳が凄い。
写真集まで出るなんてスターですね。
リストの髪を見つめたりリストと腕を組む青年、リストを支える様に寄り添う女性、老リスト先生の愛されている様子が微笑ましい。
服飾の資料にもなります。最後には死に顔も載っています。

作曲家 人と作品シリーズ
作曲家の人生と作品が見やすくまとめられていて、中立的な目線が良かったです。
逸話の真偽や最新の研究結果も載っています。
私はこのシリーズではリスト・シューマン・ワーグナー・ショパンを読みました。

愛の人フランツリスト
この本の名言「僕達は愛し合っている!」(ワーグナーがリスト宛に書いた手紙)。
ショパンが自室にリストの肖像を飾ってたり、リストが髪を撫でられたり、ワーグナーがリストに甘えたりとおいしい描写がいっぱい。
キスネタはこの本からです。
甘えながらもお金をせびるワーグナーを見て…元祖腹黒ショタ!?と閃きました。

マリー・ダグー 19世紀フランス 伯爵夫人の孤独と熱情
この本で、モテモテでよりどりみどりだったリストが何故マリーに惹かれたのかが分かりました。
マリーの価値観が他の女性とどう違うかや、歪んで語られる事の多いマリーの人物像が偏見無く把握出来ました。
2人のエピソードを描く際参考になりました。

音楽と音楽家
シューマン著音楽評論。
シューマンから見たショパン・リスト・メンデルスゾーン等の音楽家像を知る事が出来ます。
面白いのはこの評論が、シューマンの脳内キャラの会話文によって書かれている所。妄想評論文!?
ダヴィッド同盟がシューマンの想像上の団体だと知り、評論をペンネームを使い脳内キャラに語らせている書き方を見て…シューマンって元祖オタク!?と衝撃。
そのまま漫画でキャラにしました。
ショパンと頻繁に会っていた同時代人はショパン本人の可愛さについて語る事が多く、現代人にとってそれが驚きを伴うものであるのに対して、シューマンはあまりショパンと会っておらず、曲からショパンをイメージしていたので、シューマンのショパン観は現代人ととても近く違和感が無いというのも見所です。
若い頃から芸術に対する真理を見抜いて書いているのは流石です。
評論なのに本人が芸術家でもあるから芸術家としての葛藤や心得も書かれており、音楽以外の創作者にも共感出来る内容だと思います。
クリエイターを悩ませる攻撃や葛藤は現代と変わらず、読んでいて励みになります。

クララ・シューマン 真実なる女性
クララの音楽家としての人生や、歴史上の名恋愛と言われるシューマンとの愛の軌跡が美しい文章で書かれています。
クララの幼い頃から向上心の強い一生懸命な様子や、ショパンやメンデルスゾーンが控え室でじゃれあうのを見てときめいたりする普通の少女と変わらない所がとても可愛い。
同じドイツにいたワーグナーとの交流も漫画の参考になりました。

メンデルスゾーン家の人々 三代のユダヤ人
メンデルスゾーンについてとても詳しく書かれている伝記。
真面目なだけでなく、無言歌にタイトルを付けない理由や、マイアベーアに似てると言われて髪を切った話等、豆知識や面白ネタも満載です。
ヒラーやベルリオーズとのほかの本では見られない様な交流も読めます。

もう一人のメンデルスゾーン ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼルの生涯
フェリックスの姉ファニーの伝記。
優れた才能を持ちながら表舞台では活躍する事の無かったファニー。
表舞台に出たクララやマリー・モークとの違いも分かり易いです。
フェリックスの関わる出来事をファニー側から見ると新たな発見があり、この本のおかげでメンデルスゾーン姉弟の音楽活動への思いや人間的な葛藤を描く事が出来ました。

ロマン派の旗手 メンデルスゾーン・シューマン・ショパン
他の本には載ってない情報が色々ありました。
若きシューマンのエロス特集にはびっくり…漫画本編では9歳年下のクララに一途なキャラで一貫しましたが、おまけページでこの本に載ってたエロスネタについて触れる事にしました。

ベルリオーズ回想録
全2巻。自虐と皮肉で語られる、ベルリオーズの文才溢れる面白い本です。
ベルリオーズから見た神々しいリストとの交流も多く書かれています。
コンサートでのサクラとヤジの対決、オーケストラメンバーの指揮者への嫌がらせ等、今では有り得ない当時のクラシック音楽界のはじけっぷりも満載。

音楽のグロテスク
評論家でもあったベルリオーズの批評集。
ユーモアたっぷりの文章で、沢山の小話を楽しめます。
華やかで優雅なイメージだったパリ音楽シーズンの悲惨な実態には驚きました。
ショパン達とは違い、才能も努力も無い有象無象の自称音楽家達の奇行等、伝記本で取り上げられない著名人以外の実態も知る事が出来、そこからショパン達の存在がいかに奇跡であったかも実感出来ました。

管弦楽法
ベルリオーズとリヒャルト・シュトラウスの共著。
解説本かなと思いきや、ベルリオーズが経験談をふんだんに盛り込んでオーケストラの楽器や指揮について語っているので面白いです。
落胆やキレかけの文体がとても熱くてリアル。大勢を1つにまとめる大変さが伝わってきます。
やる気はあるが無能な指揮者等、こちらの本からも想像を遥かに超える当時のオーケストラの実情を知る事が出来ます。

ベエトオヴェンまいり
ワーグナーが極貧時代に書いた小説集。
純粋な芸術を目指す自分である主人公と金儲け主義の痛いイギリス人との対比が面白い。
ワーグナー自身が体験したと思われる、現代にも共通する創作者の理想と現実の葛藤がふんだんに盛り込まれています。
死にそうなキャラが死ぬ前にマシンガントークをかましたりと自分語りの多い描写の小説もありますが、ワーグナーは書ききれない程伝えたい事が沢山あったのだなと感じました。
メンデルスゾーンに送った楽譜を無くされてからワーグナーは怒りを溜め込むのだけど、「音楽が何かの情熱を表したものでなく情熱そのものだから言葉では表現出来ない」は29話で使ったメンデルスゾーンのセリフにとても近くて、2人共才能ある音楽家だから似てる所も多いのかもしれないと思いました。

ワーグナー著作集1 ドイツのオペラ
ワーグナーの音楽観や当時の音楽界が抱える問題が圧倒的なエネルギーで書かれています。
論文毎に訳者解説があるので内容を把握し易いです。
現代と変わらない創作者が身を置く環境や、創作の真理や魂のこもった言葉に感じる所が沢山ありました。
12話でも描いた「音楽におけるユダヤ性」も収録されており、そのまま真に受けると危険な箇所も沢山ですが、ワーグナーをもっと知りたい方には必読の書。
手を貸そうした友人にわざと潰す気だと誤解され拒絶されて落ち込んだり、褒められると「皆もワーグナー風に演奏してね!損はさせないよ!」と照れながら喜んだりするエピソードも色々知る事が出来ます。

葬送
全4巻。ショパンの手紙やドラクロワの日記と見比べると史実に忠実な小説です。
当時の絵・音楽・歴史等幅広く且つ深く書かれているので、1つの事について書かれた伝記や歴史本よりショパンの生きた時代全体を把握し易いです。
ショパンの仕草が美しく喀血シーンもとても色っぽいので、病弱美青年好きにもたまりません。
作中のドラクロワの芸術家としての苦悩には、共感したり辛さがよみがえったりと、非常に心を揺さぶられる描写が沢山ありました。

ドラクロワの日記
ショパンの親友でもあった画家ドラクロワの日記。ドラクロワの絵画論や音楽論は興味深いです。
ドラクロワの性格が作風のイメージと違ったのが意外且つその性格ならショパンと仲良しだった事に納得。2人の静かな交流が素敵でした。
ドラクロワにはショパンは「無邪気な人」「優しい小男」、サンドは「可憐な人」に見えたみたいです。

19世紀の音楽カリカチュア
風刺画+解説的伝記。他の本で見なかったエピソードも色々ありました。
リスト・ベルリオーズ・ワーグナーのネタが珍妙な絵と共に沢山載っています。
ワーグナーがフリフリ・キラキラの作曲用衣装をこっそり特注で作って着ているのを「ワーグナーの服の趣味は異常」と新聞にすっぱ抜かれ、リストに手紙で言い訳している話等、面白かったです。
ワーグナーの風刺画だけ3頭身だった事からちびっこなキャラデザにしました。

大作曲家は語る
僕ショパ2巻・30話のおまけページで描いたクララのリストに対するライバル心や、イギリスで孤独を味わったワーグナーが手紙でリストに思いっきり甘える様子等、生き生きとした文章が収録されています。
[2012/03/01 00:00] | 参考文献 | page top
プロフィール・仕事履歴
ブログをご覧下さり有り難うございます。MobileMe終了により旧サイトから移転しました。

桃雪琴梨(ももゆきことり)と申します。
漫画家・イラストレーターとして活動しています。

漫画の代表作は「僕のショパン」。
史実を元にショパンとリストのすれ違いの友情を描いた漫画作品です。
後世で忘れ去られつつある音楽家のエピソードを再発見し、その魅力と驚きを漫画+コラムで綴っています。
漫画としてだけでなく、ショパンとリストの関係をテーマにしてまとめた書籍としても「僕のショパン」は日本初の試みとなります。
VAPよりドラマCD化され、ピアノ専門誌CHOPINに巻頭特集されました。
ドラマCDではショパンとリストの交流にまつわる曲を探し出し、海外から楽譜を取り寄せ、日本初録音で収録しています。


PNについて、以前は枢尊(くるるみこと)というPNでしたがなかよしでデビューの際子供が読める名前にする様にとの事で、桃雪琴梨にしました。

・制作環境
Mac・Photoshop・CLIP STUDIO・丸ペン

・資格
小学校&中学美術&高校美術教諭一種免許・司書教諭・学芸員・ピアノ講師・JAPAN MENSA会員
学生時代は美術教育と油彩を専攻していました。

・趣味&好きなもの
ピアノ・DTM・洋裁・映画鑑賞・音楽鑑賞・外食
白色・銀色・モノトーン・透明・空・鳥・信天翁・果物・寿司・フェルメール・ヤンファンエイク・宮崎駿・貞本義行・ラピュタ・ナウシカ・ナディア・チョコボ・ショパン・リスト・ベートーヴェン等

・連絡先

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・コミックス
2012年 3月  僕のショパン 第2巻
2011年 4月  僕のショパン 公式フォトブック
2011年 1月  僕のショパン 第1巻
2010年 9月  ミリオンガール 第3巻
2010年 4月  ミリオンガール 第2巻
2009年12月  ミリオンガール 第1巻
2008年12月  萌えキュン!
2008年 7月  地獄少女閻魔あいセレクション激こわストーリー恐(第2巻)
2007年12月  ピンク・イノセント 第3巻
2007年 6月  ピンク・イノセント 第2巻
2007年 2月  ピンク・イノセント 第1巻
2006年 6月  王子様のつくりかた 第2巻
2005年12月  王子様のつくりかた 第1巻
2005年 4月  ラブラボ

・書籍表紙&挿絵
2017年 5月  「センタ―試験 地学基礎」 表紙イラスト
2017年 5月  「センタ―試験 化学基礎」 表紙イラスト
2017年 3月  赤川次郎先生著「三姉妹探偵団24」 表紙イラスト
2016年11月  赤川次郎先生著「三姉妹探偵団23」 表紙イラスト
2016年10月  中村誠先生著「クマ・トモ ずっといっしょだよ」 表紙・本文挿絵
2016年 8月  「センタ―試験 地理B」 表紙イラスト
2016年 7月  「センタ―試験 倫理、政治・経済」 表紙イラスト
2016年 7月  「センタ―試験 世界史B」 表紙イラスト
2015年10月  「センタ―試験一問一答 世界史B」 表紙イラスト
2015年10月  「センタ―試験一問一答 日本史B」 表紙イラスト
2015年10月  「センタ―試験一問一答 地理B」 表紙イラスト
2015年10月  「センタ―試験一問一答 倫理、政治・経済」 表紙イラスト
2015年10月  「センタ―試験 倫理」 表紙イラスト
2015年 9月  「センタ―試験 日本史B」 表紙イラスト
2015年 9月  「センタ―試験 古文・漢文」 表紙イラスト
2015年 8月  「センタ―試験 現代社会」 表紙イラスト
2015年 7月  「センタ―試験 政治・経済」 表紙イラスト
2014年12月  中村誠先生著「クマ・トモ わたしの大切なお友達」 表紙・本文挿絵
2014年 7月  「センタ―試験 倫理、政治・経済」 表紙イラスト
2014年 5月  赤川次郎先生著「三姉妹探偵団22」 表紙イラスト
2014年 5月  高瀬美恵先生著「わがままファッションGIRLSMODEよくばり宣言!3最高のコーデ&スマイル」 表紙・本文挿絵
2013年12月  高瀬美恵先生著「わがままファッションGIRLSMODEよくばり宣言!2おしゃれに大切なこと」 表紙・本文挿絵
2013年12月  「女の子のまんがおえかきブック」 表紙・本文挿絵
2013年 7月  「スペシャルまんが家キット」 表紙・本文イラスト・見本漫画
2013年 4月  「まねするだけで超カワイイ! まんがキャライラスト」 表紙イラスト・カラー漫画
2013年 4月  高瀬美恵先生著「わがままファッションGIRLSMODEよくばり宣言!エリナ☆ハッピーコーデ」 表紙・本文挿絵
2013年 2月  「まねするだけで超カワイイ! デコ文字&イラスト」 表紙イラスト・カラー漫画
2012年 5月  室田尚子先生著「オペラの館がお待ちかね」 表紙・裏表紙イラストと本文挿絵
2012年 1月  赤川次郎先生著「三姉妹探偵団6~10」 表紙イラスト
2010年 9月  赤川次郎先生著「三姉妹探偵団2〜5」 表紙イラスト
2010年 4月  赤川次郎先生著「三姉妹探偵団」 表紙イラスト

・CD&ゲーム
2013年 4月  Yahoo!Mobage「アルテイルコロシアム」 イラスト2キャラ掲載
2013年 1月  Yahoo!Mobage「ダンジョン&バルキリー」 イラスト7キャラ21点
2011年 3月  僕のショパン第1巻特典ノベル&CD「リストの秘密の鍵」 ジャケット
2011年 3月  VAP 「僕のショパン特典ドラマCD」 ジャケット
2010年     VAP 「僕のショパンドラマCD1〜4巻」 ジャケット・ブックレット
2008年 6月  ケイブ ニンテンドーDS「お姫さまデビュー」 パッケージ・ポスター
2005年12月  なかよし1月号付録 「王子様のつくりかたドラマCD」 声・作曲収録

・漫画連載&読切
2012年 9月~         キャラぱふぇ 「初音ミクアンドフューチャースターズ プロジェクトミライ」
2015年 4月~2015年12月 キャラぱふぇ 「わがままファッションGIRLSMODE」モエのオシャレワールド
2012年10月~2014年2月  キャラぱふぇ 「わがままファッションGIRLSMODE」エリナハッピーコーデ
2009年 8月~2014年1月  キャラぱふぇコミック 「わがままファッションGIRLSMODE」カリスマ店長メイ
2012年 6月~11月      キャラぱふぇ 「とびだすプリクラキラデコ★レボリューション」
2009年12月~2012年2月  Webコミックゲッキン 「僕のショパン」
2010年 9月~2011年5月  キャラぱふぇコミック 「キュア☆ひな」
2010年 9月~2011年1月  電撃マ王 「つくものがたり」
2009年 8月~2010年7月  なかよし 「ミリオンガール」
2008年11月          なかよし12月号 「萌えキュン!」
2008年10月          なかよしラブリー秋号 「萌えキュン!」
2008年 9月          電撃マ王11月号 「みんなショパンに片想い!?」
2008年 8月          なかよし9月号 「萌えキュン!」
2008年 6月          なかよし7月号 「萌えキュン!」
2007年12月〜2008年5月  キャラぱふぇVol.5〜7 「リカちゃんDS」
2007年10月          なかよしラブリー秋号 「金色ハーヴェスト」
2006年 9月~2007年7月  なかよし 「ピンク・イノセント」
2005年 6月~2006年4月  なかよし 「王子様のつくりかた」
2004年12月          なかよしラブリー冬号 「ラブラボ」
2004年11月          なかよし12月号別冊 「メリーキッス」
2004年 4月          なかよし5月号別冊 「とぅいんくる☆トゥインクル」
2003年12月          なかよしラブリー冬号 「パーフェクト・ドール」
2003年 8月          なかよしラブリー夏号 「キューピッド愛矢」

・書籍&雑誌掲載
2017年 3月  30日間で身につく「地頭」が育つ5つの習慣 漫画7点掲載
2015年12月  プロ技マスター! まんがイラストDX 漫画の描き方について執筆
2015年 4月  ILLUSTRATION ARTIST 150 イラスト4点掲載
2015年 3月  キャラぱふぇまちがいさがしスペシャル ガルモ・ミク4頁
2014年 7月  マジこわ!本当にあった!?こわ〜い話 4コマ10本掲載
2013年11月  ミラクルきょうふ! 本当に怖いストーリー 漫画21頁掲載
2013年 7月  ミラクルきょうふ! 本当に怖い話 漫画18頁掲載
2013年 7月  女の子の本当にこわいまちがいさがし 漫画4頁・間違い探し11種・イラスト数点掲載
2013年 5月  トモダチコレクション新生活よくばり!新生活ブック 漫画4頁掲載
2013年 1月  高野麻衣先生著「マンガと音楽の甘い関係」 僕のショパン掲載
2012年 8月  comicスピカNo.11 リレーエッセイ
2011年 5月  東日本大震災チャリティ同人誌「pray for Japan」 イラスト1点
2011年 3月  つくものがたり公式読本 連載漫画収録
2011年 3月  ビーズログ5月号 9周年企画に僕のショパンのイラスト色紙
2011年 1月  月刊ショパン2月号 表紙・インタビュー・巻頭特集カラー漫画2頁
2010年12月  ビーズログ2月号 ショパンの秘密の部屋第1回 僕のショパン掲載
2010年12月  東京乙女ガイド2011 僕のショパンCD4アフレコレポート
2010年10月  月刊ショパン11月号 ショパンをめぐる男たちの相関図
2010年10月  電撃Girl's Style11月号 僕のショパンのイラスト1点
2010年10月  美術男子 エル・グレコ、ダヴィッド、ドラクロワのイラストと4コマ漫画
2010年 4月  デジ絵を簡単マスター Photoshop スーパーテクニック CGメイキング5点
          (少女漫画絵のCG着色・アニメ塗り・水彩塗り・厚塗り・パステル塗り)
2002年10月  ウエストサイド お楽しみCD40にサイト内のイラスト18点掲載
2002年 9月  コバルト10月号 倉世春先生著「花祭り」 挿絵
…ほかカット・掲載雑誌の表紙&裏表紙・講座・付録用・色紙等

・文章
2011年 3月  僕のショパン第1巻特典ノベル&CD「リストの秘密の鍵」 書き下ろし小説
2011年 2月  ビーズログ4月号 ショパンの秘密の部屋第3回 シューマンとメンデルスゾーンのSS
2011年 1月  ビーズログ3月号 ショパンの秘密の部屋第2回 ショパンとリストのSS

・グッズ
2015年10月  リスト&ショパン音楽家グッズ iPhoneケース・名刺入れ・Tシャツ
2014年11月  「僕のショパン」LINEスタンプ

・講師等
2014年 9月  大阪アニメーションスクール特別講義
2013年11月  船橋ららぽーとくまざわ書店「まんが家キット」ワークショップ
2013年 8月  紀伊国屋書店新宿本店「まんが家キット」ワークショップ
2013年 8月  有隣堂トレッサ横浜店「まんが家キット」ワークショップ
2013年 7月  リブロ池袋本店「まんが家キット」ワークショップ
2011年10月  大阪アニメーションスクール特別講義
2011年 3月  大阪アニメーションスクール審査員
2010年 9月  大阪アニメーションスクール特別講義

・ほかイラスト・ネット活動等
2008年 3月  SURPARA Mobile 携帯待ち受け画像配信
2007年11月  TINAMIダイジェスト11月29日号掲載
2002年 9月  超広域接続所Side24 トップ絵とバナー制作
2002年 7月  TINAMI今日の一枚7月13日号掲載
2002年 2月  MAZEイラストコンテストセンス部門2位
2001年11月  TINAMIダイジェスト11月2日号掲載
2001年 7月  専門学校のポスターにイラストを使って頂きました

・受賞等
2003年 6月  第36回なかよし新人まんが賞 準入選
2001年11月  第12回コバルトイラスト大賞 優秀賞
2001年 4月  制服デザインコンクールでグランプリ受賞
1995年 7月  コンピュータミュージックの作曲コンクールで特別賞受賞
…過去省略
[2012/03/01 00:00] | プロフィール・仕事履歴 | page top
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