センター試験参考書一問一答シリーズ
センター試験参考書の一問一答シリーズが発売される事になり、こちらにも表紙イラストを描かせて頂ける事になりました。
「世界史Bの点数が面白いほどとれる一問一答」「日本史Bの点数が面白いほどとれる一問一答」「地理Bの点数が面白いほどとれる一問一答」「倫理、政治・経済の点数が面白いほどとれる一問一答」が新たに発売されました。

日本史Bのイラストのテーマは飛鳥時代の女帝です。
着物や装備をリアルに描き込んでいます。



世界史Bはレオナルドとミケランジェロです。
ローズピンクは当時の流行色でレオナルドも好んで着ていたそうなので服の色にしました。
バックに2人の代表作を描き、モナリザは黄色く変色する前の色を想像しながら塗りました。
モナリザやダビデを描いていると、微妙な表情を出す為に顔の筋肉がしっかり作り込まれているのを実感しました。
何となく描いているだけでは全く似ないです。じっくり観察しながら描きました。

石のざらざらした質感等も全てPhotoshopで描いてます。
イラストとリアル絵が同じ空間にあると不思議な感じですね。
現代の漫画家やイラストレーターで描く絵が自分に似る人と似ない人がいますが、作品を見ていてレオナルドは描く絵が自分に似るタイプ、ミケランジェロは似ないタイプかも!?と思いました。


地理Bのイラストは地球儀を手作りしたのがポイントです。
普通の地球儀ではなく、金色を描き込んだり模様を描いたりしてラピスラズリ風の地球にしました。



倫理、政治・経済は正義の天秤を持つ女神です。
金の装飾と鳥をポイントにパステル系でまとめました。金色を塗るコツは真っ黄色を使わない事です。


このシリーズの絵を描く際に心掛けている事は、男女両方の学生さんに向けた絵になる様に、漫画が好きな方だけでなく漫画に興味が無い方にも手に取って頂ける様な絵に、表情・服装・ポーズが爽やかになる様に、を目指しています。
こちらの一問一答シリーズは勉強の仕上げや確認にぜひご活用頂けましたら幸いです。
[2015/12/12 00:00] | 既刊紹介・掲載告知 | page top
ミケランジェロ・プロジェクト
先日始発の新幹線で東京まで行って受けた試験に合格しました。
夜行バスは疲れるから試験の為に高くても新幹線にしたので交通費が無駄にならなくて良かった…。
8割取れれば良い方かなと思っていたらまさかの9割、最良評価でとても嬉しいです。
人生初の面接試験もあり、ああ言えば良かったと後から後悔の嵐です。
面接は8割しか取れておらず、あまり自信の無かった筆記が満点でびっくりでした。
MENSAに受かったらこの試験に挑戦しようと思っていました(落ちたらこの試験には手を出さないつもりでした)。
まだ序章なのでこの先どこまで出来るか分かりませんがもう少し挑戦してみようと思います。

折角地元に映画館が出来たのに中々行けていませんでしたが先日初めて観に行きました。
「ミケランジェロ・プロジェクト」です。
これは絶対映画館で見たいと思っていました。
第二次大戦中にナチスに奪われた美術品を取り戻す話です。
ミケランジェロが苦労して天井画を描いたり等の美術作品や美術史のエピソードを知っていると更に楽しめると思います。
私の大好きなエイクの作品が映画の中で重要な役割を果たしていました。
エイクは油絵を最初期にして最高に極めてしまった恐ろしく写実的な画家です。
日本では知名度が今ひとつなのかあまり取り上げられる事の少ない画家ですが映画で重要性が描かれていたのが嬉しかったです。
ナチスはヒトラーが昔画家志望だった事もあり、政治や軍隊だけでなく芸術へのこだわりも強く独特の美意識を掲げていました。
金髪碧眼の少年達をさらって集めて親衛隊を作ろうとしたエピソード等は美意識をこじらせた感がありますね。
さてこの映画はハッピーエンドではなく見終わっても全くすっきりしない、辛く悲しい気持ちが残ります。
作品を取り戻す為の戦いだけでなく、金塊の価値は分かっても芸術の価値が分からない人々との戦いも描かれています。
戦争中は戦争こそが正義で何を犠牲にしてでも最優先されなければならないという価値観に支配されます。
その為に芸術作品が失われるのが悲し過ぎます。
戦争が終われば戦争は愚かな過ちだと顧みられますが、失ったものはその時にはもう手遅れなのです。
芸術に興味のある人はこの映画も興味深く鑑賞出来ると思いますが、芸術に興味の無い人にこそ観て考えてほしい映画だと思いました。

ミケランジェロと名の付く戦争映画をもう一つご紹介。
「ミケランジェロの暗号」という映画で、こちらも美術作品が色々出て来てミケランジェロの作品がキーワードになっています。
この映画は漫画やドラマでよくある入れ替わり要素で話が進んでいくのが特徴です。
子供の頃から親友だった裕福なユダヤ人と貧しいアーリア人の青年が主人公で、戦争によりユダヤ人は迫害されアーリア人は優遇されて2人の関係が変化してしまうのですが、ひょんなアクシデントでユダヤ人が友達のナチスの制服を着る羽目になって立場が入れ替わってしまい、バレたらまずいけどなりきりたくも無い、バラしたいけど誰も信じてくれない、そんな矛盾と共にミケランジェロの絵の秘密を軸にして騒動が起こっていきます。
外見で優劣をつけるナチスの政策が人を判断する材料として機能していない事も皮肉として感じ取れます。
こちらの映画は戦争によって失われる悲しみは描かれているものの、問題提起や残虐な恐怖シーンを前面に出すのでは無く、コメディ要素が大きくてハラハラする展開の異色の戦争映画だと思います。
戦争映画を面白いと言っていいのか気になりますがこの映画はエンタメ作品として上手く出来ていてとても面白かったです。

どちらの映画も芸術が戦争に翻弄されてしまう問題が描かれています。
芸術は国・人種・時代を超えて、全ての人に価値を与えてくれるものです。
なのに国や人種の対立である戦争に巻き込まれ、何度も奪われ、持ち主を転々とし、悲運なものは失われてしまう。
歴史上の芸術家が自分と自分の活動がコスモポリタンである事を誇りに思いつつも、根無し草である事に寂しさや虚しさを感じる記録がいくつも残っていますが、後世に残された芸術作品の運命もまた同じかもしれないと思いました。
[2015/12/07 00:00] | その他雑記 | page top
キャラぱふぇでガルモ限定アイテム配信

12月発売のキャラぱふぇで、私が描かせて頂いている漫画「ガールズモード3」の限定アイテム配信のQRコードが掲載されています。
読者さんによるデザインで私も選考に参加させて頂きました。
選ばれたデザインが任天堂さんによって3D化されて配信されるという企画です。
キャラぱふぇ内でそのアイテムが紹介され、QRコードが載っています。

因みにこの表紙のタイトルの上の右上の子が私が描いた主人公です。
今月号はなんと私が作った漫画の主人公を任天堂さんがゲームキャラ風に作って下さったCGが誌面に載っています。
キャラの配信はありませんが、そっくりに作って頂いて嬉しかったです。
是非中身の誌面もご覧下頂けると嬉しいです。
[2015/12/06 00:00] | 既刊紹介・掲載告知 | page top
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