漫月イラスト・リストとワーグナー
明けましておめでとうございます。
昨年は作品やブログをご覧下さり有り難うございました。
今年もよろしくお願い致します。

年越しにかけてtwittweに投稿したイラストをまとめました。
漫月イラスト・テーマは「和服」。
以前ショパンの和服を描いて、リストも似合いそうだなと思い、これを機に描いてみました。

いつもは線画を作った後に色を塗りますが、この絵は面から描きました。
肌色や茶色をぐるぐる面で塗っていき、最後に目等を細かく描いてます。
線画を作る手間が無い分、早く描けました。
先に線を決めてしまうと、塗る途中で形を変えるのが大変ですが、線が無くて面だけだといつでも形を足したり削ったり出来るのが便利です。
この絵はレイヤーがたったの3枚。文字・目の白い光・絵だけです。
↓下の絵はレイヤー19枚です。漫画っぽい絵はざっくりした絵でもレイヤーが沢山必要…。

先月描けなかったので2ヶ月分まとめて…次はテーマ「寸止め」。

2013年はワーグナー生誕200年!
元ネタは「成功する為に汚くなるくらいなら綺麗なまま死ぬ」というワーグナーの主張から。
他者によるワーグナー評は酷いものが多いですが、ワーグナー本人は↑という芸術観を持つ音楽家です。
人物評を見て、そんな人だったのかと思うより先に、こんな風に言われて本人はどんな思いをしていたのだろうと私は思い、このセリフを書きました。
お金や名誉の手段としてではなく、創作自体を目的として生き抜いた音楽家達の純粋さにも心惹かれます。
それからワーグナーはリストの胸でゴロニャンするのも好きだったそうです。
身長差はこの絵と同じくらいだと思うので、胸に顔をうずめるのに丁度良かったのでしょうね(笑)。
僕のショパンではワーグナーをショタでちびっ子キャラな外見で描いていますが、19世紀当時の風刺画ではもっと小さく2頭身キャラに描かれる事が多いです。
ベレー帽やフリフリの服と可愛いもの好きなワーグナーはより小さく見られがちだったのかもですね。
実際に本人が可愛いと評されていたショパンと違い、ワーグナーは本人も作品も可愛いとは言われていないと思いますが、伝記本でちょこっと引用されてるワーグナーが書いたリスト宛の手紙が凄く可愛いです(可能な限り僕ショパで描きました)。
ちなみにワーグナーは40代頃から貫禄のある顔になっていきますが、若い頃はクリクリお目々のショタ顔で可愛いです(笑)。
ワーグナーの事を可愛いと思っていたのはリスト(とコジマ?)くらいかもしれません…でも私は「ワーグナーも可愛かったんだ!」と表現したいです。
「ショパンは可愛かった」よりも受け入れられにくいかな…?

ワーグナーとリストの往復書簡の日本語版が出てほしい…可愛い文章がもっと沢山読めるのではと思います。
今日本にあるワーグナーの著書では「ベエトオヴェンまいり」が手に入りやすいかも。
ワーグナーが音楽家として無名の頃書いた小説集です。
動物愛や一生懸命さが可愛くて芸術的な内容に心うたれます。
[2013/01/01 00:00] | 音楽家CGイラスト | page top
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