僕のショパン第28話「孤独は芸術家の恋人」
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シューマンは明るく、メンデルスゾーンは悲しげな終わりにしてみました。
シューマンの晩年は、結婚指輪を捨てたり川に投身自殺未遂したり、精神錯乱(若い頃の梅毒の悪化)で入院したりと悲しいエピソードが沢山あるのですが、音楽家としての使命を見つけたというまとめ方にしました。
不安定な音楽の道を母に反対されて法科大学に進学させられたり、遅れを取り戻そうと間違った無理の仕方をしたり、酒・煙草・女(と男)に荒れたりと、多くの若者と変わらない悩みを抱えながらも、ショパンの音楽等との出会いで立ち直って素晴らしい作品を遺したシューマン。
それが一番描きたかったです。
というかシューマンの荒れ方は過激すぎて…音楽家を貶める様な暴露漫画にはしたくないです。
史実の男色シーンは少しだけ入れましたが(笑)。
荒れ方を真面目な絵には出来ないけど(年齢制限ものだから…)、コミックスのおまけページでネタ的に触れようと思ってます(笑)。
「ロマン派の旗手」という本にその辺のエピソードが詳しく書かれています。
シューマンの項目の見出しが●●エロスとかだった気が。
初めて読んだシューマン本がそれだったので衝撃でした…。
ヴィークがばら撒いた「シューマンの品行不方正」の内容はこれらが暴露されていたのでは…。
クララみたいにリストに複雑な思いを抱えてた音楽家は沢山いそうで、リストには悪気は無いのに(多少KYですが)リストは誤解されやすくて気の毒です…。
クララについては「真実なる女性」が参考になりました。
楽屋でショパンとメンデルスゾーンがじゃれあうのを見て萌える話・シューマンとワーグナーの散歩・革命に参加したワーグナーに呆れる話・メリティスと比べたらマイアベーアなんかピグミーだ!とシューマンがリストにキレる話等盛り沢山です。

ショパンと会った人はショパンの無邪気な可愛さに目を奪われる事が多い様ですが、シューマンがショパンに会ったのはショパンの曲を知ってから数年後。
曲からショパンを知ったシューマンはショパンに孤高の騎士の様なイメージを持っていて、現代のショパン像とほぼ同じだと感じました。
ドイツにいたから偶然とはいえ凄く興味深い。
シューマンの評論は「音楽と音楽家」というタイトルで発売されてます。
[2012/01/01 00:00] | 僕のショパン紹介 | page top
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