僕のショパン第30話「ショパンとリストが繋いだ未来」
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僕のショパンがついに最終回を迎えてしまいました。
描くのが辛いシーンも沢山ありました。
泣きましたというご感想をいくつも頂けてとても嬉しかったです。
私も泣きながら描いていました。
もっと早くからショパンやリストを知っていたかったとも思いましたが、何年か仕事をしてから出会って良かったとも思っています。
同じ勝負の世界に生きる仕事での経験や感じてきた事が音楽家達の書簡や著作にそのまま書かれていて、こんなに共感したり憧れたりした事は今まで無かったです。
今まで自分の身に起こった事はここに向けて繋がる為にあったのかもしれないと感じました。
歴史には色んな解釈があり、本によって記述も違い、どれが真実なのか判断するのは難しいです。
私は同じ創作者としての経験と感情を生かしながら、出来るだけ偏見を取り除く事を心掛けてそれぞれの人間模様を描きました。
自分の表現力で伝えたいものをどこまで表現出来ているか気掛かりですが、それを作品として描く機会を頂けて、沢山の方に読んで頂けた事は、作家としてとても幸せでした。
ドラマCDや雑誌等で特集して頂けた事は、自分の作品を展開して頂けた喜びだけで無く、漫画・歴史・音楽等の融合した新しい試みとしてやりがいがありました。
一緒にお仕事させて頂いた皆様、読んで下さった皆様、本当に有り難うございます。

作中でショパンが好きなタイプについて語っていますが、手紙のままです。
ショパンの好きなタイプはズバリ、地黒でふくよかな生命力の強そうな人。
サンドやマリアはふっくらしているし、友達だとティトゥスはマッチョで頼れる、ぽっちゃり体型のヒラーの事は「食べたら美味しそう」と楽しげに書いてます。
逆に、金髪碧眼色白細身の典型的な美女(まるで自分を女体化したみたいな人)には、興味が無かったそう。
自分みたいな人には恋愛感情が湧かない、とショパンは書き残しています。

2巻は3/10発売予定です。
1巻が早く出る事になったので2巻は1.5倍の厚さですが、内容的には区切りがいいかも。
2~10コマネタ漫画や萌え語り、本を見比べて導き出した史実に忠実なリスショパ友情の変遷の解説等、おまけページもびっしりです。
カバーにはショパンゆかりのアイテムをちりばめ、カバー下は変わった試みをしてみました。発売日あたりにネタバレしようかなと思います。
アニメイトさんでまた描き下ろしメッセージイラストを付けて頂ける事になりました。
生まれたてのお花の妖精・ショパンです♪
ショパンはこんなポーズしないかもと思いつつも、同時代人達の妄想の中のショパンはこんな感じ?…というイラストです。

ショパンの本棚様に毎月ご感想を頂けてとても励みになりました。有り難うございます。
最終回、報われた思いです。
ショパンについて調べようとどの本を読めば良いか迷っていた時とても参考になったので、これから伝記本を読まれる方もぜひ。
[2012/02/01 00:00] | 僕のショパン紹介 | page top
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