第九と貴婦人の訪問鑑賞
この時期になると「第九を聴きに行きたい」と毎年の様に言っていましたが、ついに聴きに行けました。
生で聴いたのは初めてでした。
コンサートに行ったのも久々で、やっぱりクラシック音楽って良いなぁとじっくり浸りました。

第九と言えば、日本に第九が広まったきっかけを描いた映画「バルトの楽園」がおすすめです。

舞台は第一次大戦後の捕虜収容所。幕末からの歴史の繋がりも絡んでいます。
ドイツ兵捕虜が日本人に感謝の印として第九の演奏を贈る話です。

参考になる解説。
http://www.sakawa-lawoffice.gr.jp/sub5-2-b-06-80bartnogakuen.htm
http://www.newsdigest.de/newsde/features/6907-kriegsgefangenenlager-bando.html

捕虜の中に第九を演奏出来るレベルの何十人もの各種楽器演奏者と歌を歌える人がいるのが驚きで、日本の捕虜収容所では完全な楽団を結成出来ないから第九を和声の知識で編曲する人や、木を削り出してバイオリンを作れる人までいるのです。
そんな彼らが音楽を作り出して行く様子がとても素敵なのです。
ドイツ人の音楽的教養の高さに惚れずにいられません。
流石クラシック音楽の国!という感じです。
音楽家に興味がある方ならハマる作品だと思います。


第九を聴きに行った2日前に「貴婦人の訪問」という劇を観に行きました。
劇の舞台はユーロ等が出てくるので現代の様でしたが、作中の横断幕がドイツ語でキャラの名前がドイツ語とフランス語っぽい、そしてドイツ語の名前がちょっと古風な事が気になって帰宅後に調べたら、原作は1956年のスイスの作品でした。
この作品では、戦前の人々と社会がじわじわと全体主義に染まりゆく様子を現代に当てはめて描いているというのが、後半に行くにつれて伝わってきます。
共通の敵を作る事で団結する、合法的に邪魔者を殺す、というのが戦争が終わった現代でも条件が揃えば起こるかもしれない、と警鐘を鳴らしている作品だと感じました。

主人公は涼風真世さん。迫力のある演技でした。
個人的に涼風さんはるろ剣で親しみました。るろ剣好きでした〜。
涼風さんが細くてスタイルが良くてお美しかったです。
[2016/12/24 00:00] | その他雑記 | page top
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