少女漫画のヒロインとヒーローを兼ねていたショパン
ショパンの可愛い性格の謎に迫る…今回は「少女漫画のヒロインとヒーローをショパンが一人で兼ねていた」という話です。

リストなんて別に好きじゃないし友達のフリしてるだけと言い(書き)ながら、リストに合鍵を預けたり紹介状係を任せたりしていたショパン。
これはまるで少女漫画のヒロインみたいです。
漫画ではよくヒロインが、あいつカッコいいけどムカつく!でも時々優しくて…みたいな展開が王道ですよね。
こんな思わせぶりな態度を取られたら、リストはショパンに興味津々になると思いますし、特別な絆を意識しそうです。
実際リストは自分はピアニストの中ではショパンとは一番の親友で理解者だと思い込んでいたのが窺えます。

そしてショパンはモテモテなのに言い寄ってくる美女には興味が無く、実は恋愛に奥手で、1人の女性を一途に想っていました。
これはまさに少女漫画の理想的なヒーロー像ですね。
現実では美形でモテモテの人は恋愛経験豊富で、美形でモテモテなのに奥手な人なんて漫画の中にしかいない、とよく言われますが、ショパンはまさに後者でした。
逆にリストは美形でモテモテで恋愛経験も豊富なタイプでした。

リストの恋愛のお相手は絶世の美女が何人もいましたが、ショパンが恋した相手は流行りの美女ではありません。
当時は細身で色白で幽霊みたいに歩く人が美形の条件でした。
でもショパンは、外見が自分に似ている人には恋愛感情が湧かない、と友人にだけ手紙で打ち明けてます。
ショパンの好きなタイプは健康的で逞しい人でした。
ショパンの恋愛観は少女漫画でよくある、「学校一のイケメンが流行りの美女に興味が無く、実は奥手で、皆とちょっと違う主人公にだけ惹かれる」という設定を彷彿とさせます。

ショパンとその周りでは普通二次元でしか起こらない事が度々起こっているのが興味深いです。
[2017/12/28 00:00] | 音楽家語り | page top
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