ショパンがもし強がらずに合鍵を渡したら
ショパンがリストに合鍵を渡した時、おそらくこんな感じだったかも。

実際にリストはショパンの部屋を宿(しかも逢引の)として使ってしまい、ショパンは傷つきました。


もしショパンがリストに合鍵を渡す時、ちゃんとここまで説明していたら、リストは過ちを犯さなかったかもしれません。

でも説明無く鍵を預かったリストがここまで推測するのは殆ど不可能ですよね。


ポーランド人には自分の気持ちを素直に打ち明けるショパンですが、ショパンの手紙(https://amzn.to/2Bye9ke)のポーランド人宛の手紙とポーランド人以外の手紙の内容の差から、ポーランド人以外には寂しさを言わずに強がる傾向が窺えます。

それに現代人はショパンの手紙を見てショパンが寂しがり屋さんだったと分かるけれど、祖国ポーランドを離れて異国で頑張る姿や、ロシアの命令に従わずに二度と祖国に帰れない選択をする等、当時パリでは逆に孤独に強い印象を与えていたかもしれません。

タールベルクがパリを席巻しショパンとリストが音楽誌でオワコン扱いされ、リストがショパンを心配してパリに帰ってきた時、ショパンは平気そうで逆にリストが励まされた、という記録が残っています。
でもそれと同時にショパンはリストを恍惚とさせるほどのスキンシップをし、合鍵まで渡しているのです。
言葉で平気なフリをし、態度で嬉しさを示す。
もしショパンが本当に平気でなんとも思っていなかったら、態度もあっさりしていた筈ではと思います。

2人のいくつかのすれ違いのは、ショパンがリストに気持ちを言わなかった事、リストがショパンの気持ちを確認しなかった事、この2つが原因で起こっています。
もしショパンがリストにも寂しさを打ち明けていたらリストはきっと協力してくれたと思いますし、2人の関係は違うものになっていたでしょう。
[2018/08/19 00:00] | 音楽家ラフ漫画 | page top
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