ショパン
ラフ漫画には僕のショパンの元になったネタも色々あります。

・ホームシック寵児
200907301.gif
ヤンがパリに来てショパンと同居を始めた時、ショパンはすでにアイドルになっていました。
ヤンの手紙によるとパリの女性達はショパンに振り向き、それを男性が嫉妬してたそうです。
ヤンはそんなショパンを誇りに思っていたらしい。
しかし帰宅後…。
200907302.gif
ヤンによるとショパンは酷いホームシックに陥っていたそうです。こんな姿は他の人には見せてないっぽい。
ロシアからの命令で大使館で手続きしないと亡命者にされたそうですが、ロシアに服従したく無かったショパンは亡命者の道を選びました。
人一倍寂しがり屋さんなのに、辛い決断だったと思います。
リストは著書「ショパン」の中で、ショパンは自己主張をせずに何でも譲るけど音楽の信念だけは曲げない、と書いてました。
そして祖国への誇りも曲げる事は無かった様です。表向きは弱い所が多いけど芯は強いショパン。でないと創作なんて出来ませんよね。
で、この出来事はちょうどヤンと同居した時期みたいです。
ショパンが癒されるのは、パリ中の女性にちやほやされるよりも同郷のヤンに抱きしめられる事だったんだろうな。

・マッチョが好き
20090422.gif
相手限定のショパンの態度ってこんな感じかな?そして調子に乗ってしまうグートマンであった…。
男性弟子の中でショパンに最も可愛がられたグートマン。何故ショパンに気に入られていたのかは当時も謎だったみたいです。
ショパンの高額なレッスンを何年も受け続けられたという事はグートマンの家は裕福なんだと思う。
ショパンが親しく接したという事は、グートマンはショパンの前では上品で教養もあったのではと思う。
ショパンが心を開く相手って、言わなくてもショパンの気持ちを察する気遣いの出来る人が多いと思うので。ドラクロワとか。
でもほかの人からのグートマンの評判は結構悪い。実際そうだったのかも知れないし、嫉妬からくるグートマン像なのかも知れない。
ショパンはマッチョが好きだったらしいけど(これ書く度吹き出しそうだ)、マッチョでピアノが上手い人ってだけならほかにもいるだろうし…。
…なので気に入られてるのはティトゥス(ポーランドの、ショパンがキスまでねだってた親友)に似てるからって事にしてみた(笑)。
背が高くて大きな手でピアノを弾くマッチョ…これがグートマンとティトゥスの共通点ですね。
ショパンとティトゥスの最後の夜、みたいなの描きたいけど4コマじゃ無理だな…(←と当時思ってましたが僕ショパ11話で描く事が出来ました!)
てか本人のいない所で弟子に取り合いされるショパン…。
華奢で乙女で香水のいい匂いがしてにこやかだけどどこかつれないショパンは、弟子達にとって萌えキャラ先生だったのですね(笑)。
あ、私の高校時代のクラスに、華奢で女子に人気の男子がいたのですが、本人はマッチョに憧れている様でした。
せっかく綺麗な体型なのだからマッチョにならなくても…が女子の意見だと思うけど、いつの時代も男はマッチョに憧れるもんなんですかね…。
20090430.gif
おまけネタ絵。マッチョへの道!?
ショパンは若い頃はワインも飲んだらしいけど、病弱だったので殆どショコラとミルクしか飲めなかったみたいです。
リストはピアノの生徒がそのまま彼女に…て事が何度かあった様ですが、ショパンはそんな事は無かった様だ。両極端ですね。
でもショパンも若い頃は、レッスンで美人の生徒の手の形を直してあげるのが楽しいと嬉々として報告したりしてたのが可愛いです。
しかしこの絵…ショパンが全部飲み干したらおかわりを注いであげよう、と待ち構えるリストが持っている瓶が大き過ぎて、一体いくら飲ませる気だと(笑)。
ショパンは小食だから一度に沢山飲めないよ。…という自分ツッコミが頭をよぎりました(笑)。

・ショパンマニア
20090130.gif
パリのヴィルトゥオーゾたちの本でレンツがグートマンの演奏が気に入らなくて嫉妬むき出しにしてた事から作ったネタ。
レンツとグートマンは直接揉めてはいないと思うし、レンツはこんな痛い人じゃないと思いますが(笑)。
レンツは更にショパンの恋人サンドの事もグートマン同様気に入らなかった様です。レンツ、どこまで…。
ショパンがパリに来る途中でティトゥスが故郷に帰ってしまったので、パリに来たショパンには新しいマッチョが必要だったのかも。
そこに現れたのがピアノの生徒グートマン。て事でグートマンをティトゥスと同じ外見にしました(笑)。
ショパンがグートマンに献呈したスケルツォ3番は難曲です。
グートマンの演奏はレンツ以外のショパンの弟子からも不評だったみたいだけど、この曲が弾けるだけでも凄いと思う。
レンツはスケルツォはまだ無理とショパンに言われてたので悔しかったんでしょうね…。
レンツもグートマン程ではなくとも結構ショパンに気に入られてたと思います。ショパンの演奏会に連れてってもらったりしてるし。
リストがショパンに気に入られる方法を教えてくれるのは前も書いたけど(そのおかげでレンツはショパンに弟子入り出来た)、次レンツにアドバイスするならこんな感じかな?
ショパンはファンだけでなく色んな人を虜にする魔性の男!?

・ティトゥスに迷言
20090124.gif
学生時代のショパンとティトゥス(ポーランドでの2才年上の心優しきマッチョな親友)です。
ショパンのセリフは実話です。ティトゥスにこんな事ばかり言うから後世で同性愛疑惑をかけられる事に…。
伝記によって、ショパンは無自覚だが同性愛者だったとか、ロマン派特有の言い回しだから同性愛ではないとか、解釈バラバラ。
私は違うと思います。この時期ショパンは学校のコンスタンツヤという女子が好きでその恋愛相談をティトゥスにしているので。
内気なショパンはコンスタンツヤには特に行動を起こせなかった様ですが。
それに日本人からしたら西洋人のハグやほっぺにキスの挨拶ですら抵抗がありますが、どうやら東北欧州では更に男同士でキスする習慣があるらしい。
その風習を知らない人が同性愛だと思い込んだんじゃないかな?と思いました。
それと、ショパンが20代半ばの頃数年ぶりに両親と再会した時、母親と腕を組んで散歩しています。
これだけ見るとマザコン!?って思うけど、これも風習の違いなんじゃないかと思います。
寒い地域に住む民族程スキンシップが多いのかな。逆に日本がスキンシップ少ないのは湿気が多い国だからじゃ。
挨拶はお辞儀が基本で握手ですら滅多にしませんよね。
握手する時自分や相手の手汗を気にする日本人は結構いると思いますが、西洋人も気にするのでしょうか。
で、ショパンはティトゥスにだけは何でも打ち明けられるのですが、ティトゥス的には…
ショパンが自分にだけ何でも打ち明けて頼ってくれるのは嬉しい、
折角の才能がありながら優柔不断でチキンなせいで1人じゃ何も出来ないショパンの為に、俺が頑張らなくちゃ!
でも、ちょっと、、し ん ど い……こんな感じかな!?と思います(笑)。
1人で上京出来ないショパンの旅路にティトゥスは自分の進路を後回しにして途中まで付き添ってあげてますからね…。
祖国がロシアに攻められてティトゥスが兵隊になる為に帰ってしまってからはショパンはとても寂しかった様です。
街でティトゥスに似た人を見かけると追いかけてしまい、追いかけちゃったというのを手紙で書いて報告する程に。
これはかなり可愛いと思った(笑)。

・趣味はお絵描き
20090105.gif
これはほぼ実話です。興味の無い教科の授業中はお絵描きの時間だったみたいです。親近感湧きます(笑)。
メンデルスゾーンは水彩の風景画が上手かったらしいけど、ショパンは漫画っぽいデフォルメした人物が上手かった様です。
ショパンの婚約者のマリアも10代なのに絵が上手くて、マリアが描いたショパンの肖像画はよく使われています。
ショパンの恋人で小説家のサンドも絵上手くて、凄く写実的なショパンの横顔を描いてます。
マリアの場合もそうだけど、ショパンの横でサンドが惚れ惚れしながらショパンの顔を描いてたと思うと微笑ましいですね。
私の可愛いフレデリック!とサンドがショパンの事を言ってた事から本当に可愛かったんでしょう。年下だし半分子供扱いですが。
てか皆、才能あり過ぎ!本業だけでも十分凄いのに!
ショパンはあと役者の才能もあって、音楽家になるのは勿体無いと言われてた程だった様です。
学生時代もパリのサロンでもサンドの別荘でも、モノマネをして皆を楽しませていたらしい。
どんなに醜い役でもそっくりにモノマネするけどショパン自身の品の良さは失われない、みたいな感じで大絶賛。

・ニートな迷言
20081215.jpg
ショパンとユリアン。
これはパリに来る前書いた手紙のセリフなので本当はユリアンは側にいないのですが、ツッコミが必要だと思ったので(笑)。
でも、理想と意欲だけではどうにもならない事もある…分かるよ。

・寂しがり屋さん
シューマン・ショパン・リストです。
200811281.jpg
↓変にいじられるのはイヤ、だけどショパンは孤独が大の苦手。
200811282.jpg
↓でもそんな気持ちを打ち明けられるのは同郷ポーランドの親友ユリアンだけである。
200811283.jpg
もっと素直になればいいのに(笑)。

・ショパンの葛藤
200811212.jpg
ショパンと親友のユリアン。悔しい目に遭ったとは言え自分の中に渦巻く真っ黒な感情にしょんぼり、の図。
ユリアンはピアニストとしてはショパンの様には有名にはなれなかったけど、ショパンが心を開いた数少ない人の一人。そういう意味では特別な人だったのかも。
ショパンは随分苦しんで作曲してた様です。すらすら思いついて書いたりではなく、悩み苦しみ抜いたらしい。
天才って最後まで妥協せずにやれる事なのかも。作曲中にペンを折る事もあったらしいです。
創作の喜びって意図通りの物が作れたりそれが誰かに伝わったりする事だと思います。
私も作ってる最中は楽しさより苦しみの方が圧倒的に強いタイプなのでこういうショパンの姿に励まされました。
でもやっぱり作業自体を楽しめるタイプの人が羨ましくもありますね。
[2009/07/30 00:00] | 音楽家ラフ漫画 | page top
| ホーム |